仏像彫刻の木材 木口(こぐち)

 

木口 (こぐち)とは、木が地面に立っている方向に対して、

直角切った際、年輪が現れる断面のことです。

 

矢印の部分です。

 

 

 

彫刻をする際、木口の部分は、刃物の切れ味が悪いままだと、断面がバサバサになります。

そのため、顔などの細かい細工する場所にもってくることが向いていません。

また、色味も濃いので正面に持って来ることはオススメしません。

 

 

では、木口の場所をどこに持ってくるのが良いでしょう。

仏像彫刻の場合は、仏像の頭に持ってくる事が多いです。

 

 

 

 

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